小笠原マルベリー

シマギョクシンカ開花(’22/4月下旬)


 

 

概要

 

’22/4月下旬、

シマギョクシンカ(アカネ科・固有種)の開花を確認しました。

 

僕が見た株は巽道路岩山付近の林内の個体。

ほとんどがまだつぼみ。

咲いていたのは1輪だけでした。

 

1輪とはいえ、

ほんのり芳香もありました。

 

本種の香りは入浴剤にも使われています。

バスクリン アロマスパークリング 小笠原コレクション | 

 

この株は、

これから順次、咲き始めることでしょう。

そうすると、花序ごとに半球状に花がまとまり、

玉心花という和名が納得です。

 

他の場所で探せば、

すでにもっと咲いている個体もあろうかと思います。

 

 

 

 

 

 

開花の様子

 

 

1つの花序の中で1輪だけ開花

 

1つの花は白5裂、おしべ5、めしべ1。

めしべの花柱は棍棒状です。

 

棍棒状のめしべ

 

 

夜明・湾岸道路での自生植物(34)シマギョクシンカ

 

 

 

 

 

見るには?

 

おもに高木性林内で見られる低木性樹木。

父島では各所でぽつりぽつりと見られます。

 

普段は目立たないので、あまり紹介していません。

花が咲いている時期はおもに森歩き紹介します。

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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