父島で野生化しているギシギシ
目次
概要
父島で野生化するギシギシ(タデ科・外来種)。
海辺や道端の開けたところで野生化している。
多年草だが、
果実をつけたあとは地上部はほとんど枯れる。
それゆえ、一年草のように感じる。
冬から春にかけて、また地上部がのびる。
父島では、
4-5月ごろ、花期を迎えている。
小笠原にはナガバギシギシもあるようだが、
まだ明確に違いが認識できていない。
葉や内花被の形に違いがあるようだ。
(要調査)
和名
ギシギシは「羊蹄」と書くようである。
「羊蹄」は漢名(中国名)表記なので、
本来のギシギシに相当する漢字はないのだろう。
「羊蹄」と書くのは、
花の形が羊の蹄に似ているからのよう。
(要調査)
ギシギシの由来は諸説あるようだ。
(要調査)
実際の様子
ロゼットの状態から葉が成長してきたところ
花茎も含めて1mほどの高さに
群生して生えている様子
円錐花序(総状花序)に多数の花をつける
雌雄同株で両性花と雌花がある
花は花弁がなく、
花被片(萼片)6,おしべ6,めしべ1
花被片は内花被片3、外花被片3
果実をつけつつある時期
果実が熟すころには茶色に変わる
内花被3が翼片状となり果実(痩果)を包む
見るには
浜辺(洲崎、宮之浜など)、道端(北袋沢、長谷など)、
各所で野生化している。
花もあまり目立たないので、
特にツアーで紹介することはない。
興味のある方はリクエストいただきたい。
各種ツアーで紹介できる。
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