小笠原マルベリー

花もきれいなパッションフルーツ(クダモノトケイソウ)


 

 

概要

 

小笠原で一番収穫高の多い果樹、

パッションフルーツ。

和名はクダモノトケイソウ。

小笠原産直市場 – Yahoo!ショッピング

特産品紹介 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)

 

<半割にした状態>

 

最近は、

栽培技術の向上で冬場から果樹が出ている。

 

本来の露地栽培ならば、

一般的には6月頃が出荷の時期。

 

果実はもちろんおいしいのだが、

実は花も大柄できれい。

鑑賞用としても十分耐える。

 

この花の形状が

トケイソウの由来となっている。

 

島内では

耕作地や庭先(家庭菜園など)で見られる。

今のところ、

本種の野生化はほとんど見られないはず。

 

 

 

 

 

 

和名

 

 

クダモノトケイソウは「果物時計草」。

クダモノトケイソウ Passiflora edulis トケイソウ科 

 

食用になる果実(果物)がつくトケイソウということ。

トケイソウ – Wikipedia

 

果実名は「パッションフルーツ」

パッションフルーツ – Wikipedia

 

 

 

 

花の様子

 

花外観 正面

 

紫と白の多数ある糸状のものは副花冠

その後ろに白い花弁5と白い萼片5が交互に

中心に近いところで、放射状に広がるおしべ5

中心からめしべ1がのびて、柱頭は3裂

 

花外観  斜めから

 

時計に見立てた和名の通りの形

 

花の中央部拡大

 

花の後ろ側から

 

花弁5・萼片5

白いのが花弁、緑のが萼片

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:島かるた

 

小笠原島かるたでは、

「た」が「パッションフルーツ」である。 

 

読み句:

「種ごとポリポリ しわしわになったら さあ食べよう」:

 

答:パッションフルーツ

 

小笠原 島かるた(小笠原村商工会)

 

 

 

 

 

参考:トケイソウの仲間

 

硫黄島で野生化するクサトケイソウ

 

野生化しているシロバナトケイソウの花

 

 

 

 

 

 

見るには

 

概要での説明の通り、

耕作地や庭先で見られる。

 

耕作地では

普通、棚を作り、そこにつるをのばす。

 

庭先では、

柵などにはわして栽培しているところもある。

 

ツアーで紹介することはほとんどない。

5-6月には、

集落内でも花が見られることがある。

そういうときは送迎の際にでもご紹介できる。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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