小笠原マルベリー

硫黄島で野生化するクサトケイソウ


 

概要

 

つる性の

クサトケイソウ(トケイソウ科・外来種)。

ヤサイトケイソウともいうようだ。

 

小笠原での分布は父島、硫黄島。

 

硫黄島では各所に野生化している。

 

父島ではまだ野生化したのは見たことがない。

植栽のものは

亜熱帯農業センターで展示されている。

 

花期は3-4月頃のようで、

パッションフルーツよりやや小ぶりな花をつける。

花色(ピンク~薄紫)も

パションフルーツよりもやや薄い。

 

開花の前は

網状のものにくるまれているのが特徴的。

 

 

 

 

 

和名

 

クサトケイソウは「臭時計草」と書く。

 

全体に臭いにおいがあるので、

くさいトケイソウの意味。

 

トケイソウ – Wikipedia

トケイソウ Passiflora caerulea トケイソウ科

 

とはいっても、

果実は食用になるよう。

 

ヤサイトケイソウ(野菜時計草)ともいわれる。

(由来は不明・要調査)

 

 

 

 

 

生えている様子

 

 

つるがのびて広がる個体

 

開花するところは

網状のものにくるまれている

 

 

花冠の後ろ側

 

3つの網状のものにくるまれる

花の部分を保護する役割のように見える

 

開花直前

 

開花した個体

 

ピンク~薄紫の花冠

 

ピンク~薄紫の花冠は花弁5と萼片5、

花弁(手前側)・萼片(後側)は交互につく

糸状のものは副花冠

中央部はおしべ5、めしべ1(柱頭3裂)

 

 

葉は互生

 

葉の形は3裂(形にはかなり変異あり)

葉先はやや尖る

表面は柔毛がある

 

 

 

 

見るには

 

観光では

硫黄島に行くことはできない。

 

父島では

亜熱帯農業センターの農産物展示ハウスで

見ることができる。

 

景観、森歩きなどで訪れることがある。

リクエストいただきたい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    硫黄島で野生化するクサトケイソウ


     

    概要

     

    つる性の

    クサトケイソウ(トケイソウ科・外来種)。

    ヤサイトケイソウともいうようだ。

     

    小笠原での分布は父島、硫黄島。

     

    硫黄島では各所に野生化している。

     

    父島ではまだ野生化したのは見たことがない。

    植栽のものは

    亜熱帯農業センターで展示されている。

     

    花期は3-4月頃のようで、

    パッションフルーツよりやや小ぶりな花をつける。

    花色(ピンク~薄紫)も

    パションフルーツよりもやや薄い。

     

    開花の前は

    網状のものにくるまれているのが特徴的。

     

     

     

     

     

    和名

     

    クサトケイソウは「臭時計草」と書く。

     

    全体に臭いにおいがあるので、

    くさいトケイソウの意味。

     

    トケイソウ – Wikipedia

    トケイソウ Passiflora caerulea トケイソウ科

     

    とはいっても、

    果実は食用になるよう。

     

    ヤサイトケイソウ(野菜時計草)ともいわれる。

    (由来は不明・要調査)

     

     

     

     

     

    生えている様子

     

     

    つるがのびて広がる個体

     

    開花するところは

    網状のものにくるまれている

     

     

    花冠の後ろ側

     

    3つの網状のものにくるまれる

    花の部分を保護する役割のように見える

     

    開花直前

     

    開花した個体

     

    ピンク~薄紫の花冠

     

    ピンク~薄紫の花冠は花弁5と萼片5、

    花弁(手前側)・萼片(後側)は交互につく

    糸状のものは副花冠

    中央部はおしべ5、めしべ1(柱頭3裂)

     

     

    葉は互生

     

    葉の形は3裂(形にはかなり変異あり)

    葉先はやや尖る

    表面は柔毛がある

     

     

     

     

    見るには

     

    観光では

    硫黄島に行くことはできない。

     

    父島では

    亜熱帯農業センターの農産物展示ハウスで

    見ることができる。

     

    景観、森歩きなどで訪れることがある。

    リクエストいただきたい。

     

     

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      大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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