小笠原マルベリー

シマカナメモチ開花確認(’23/5月中旬)


 

 

概要

 

’23/5月下旬、

シマカナメモチ(バラ科・広域分布種)の開花を確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(44)シマカナメモチ

 

本種は山地の各所に生えていますが、

旭山歩道を歩いたときに、開花に気づいた。

 

昨年も同時期に開花の記事を書いている。

 

シマカナメモチ・オキナワテイカカズラ開花中(’22/5月中旬)

 

花は1つずつは小さいが、花序にまとまり、

花のまとまりが大きめの白い円形に見える。

わりと目立つ。

 

花のつくりは小さくてわかりづらいが、

バラ科なので、5弁花である。

そのため、

よく見ると、ウメやサクラに似ている。

 

これから各所で咲いて、

円形の白い花のまとまりが目立つだろう。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

開花に気づいた個体

 

歩道沿いにある

 

花序の部分

 

小花がまとまるのでわりと目立つ

 

花は乳白色に近いような白花5弁

 

おしべ20(ぐらい)、めしべ1(花柱・柱頭が2-3裂・2裂が普通)

 

 

めしべ1は花柱・柱頭が2-3裂(2裂が普通)

 

葉は枝先に集まり、互生

 

葉の縁は先端半分ぐらいに細かい鋸歯がある

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

シマカナメモチは

中央山山頂が数本あって見やすい場所である。

ご自分で行くことができる。

 

 

中央山は、元気の人なら景観ツアーでも行く。

森歩きでも行くことがある。

 

山地には各所にあるので、

花期は各種ツアーで紹介することが多い。

 

見たい方はリクエストを。

 

全ツアーメニュー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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