ササのような葉のトウツルモドキ
目次
概要
常緑つる性藤本(木本)の
トウツルモドキ(トウツルモドキ科・外来種)。
単子葉植物。
一見、葉がササのように見えるが、
つる性なので、ササではないことがすぐわかる。
’23/6月下旬、開花を確認。
白い小花がたくさんついていた。
本種は移入された外来種であるが、
小笠原では父島のみで野生化しているよう。
扇浦地区で野生化しているが、
他の地区はまだ未確認。
(移入時期や目的は不明・要調査)
小笠原でのトウツルモドキ科植物は、
外来種ではあるが本種のみである。
和名
トウツルモドキは「籐蔓擬(き)」と書く。
トウ(ラタン)似たつる植物という意味であろう。
トウはヤシ科であるが、
トウツルモドキはトウツルモドキ科で、科が異なる。
生えている様子
つるでのびる
他の木にからみついている
頂生(茎の先)の円錐花序をつける
花序には小花が多数
花は両性花
白い花被片6、おしべ6,めしべ1(花柱3裂)
葉は互生し、狭披針形
葉先が巻きひげになり、からみつく
見るには
扇浦地区の道沿いで野生化しているのは
確認している。
外来種でもあるし、目立たない植物なので、
普通は紹介しない。
道端にあるので、
興味があれば各種ツアーで紹介できる。
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