小笠原マルベリー

ローゼルソウの花と果実のような部分(’23/11月下旬)


 

 

概要

 

’23/11月下旬、

ローゼルソウの花と果実のような部分を見た。

ローゼルソウとはいわゆるローゼルのこと。

 

ローゼル – Wikipedia

食用になるロ―ゼルはアオイ科フヨウ属

 

場所はとある宿の敷地内。

知り合いの迎えに行った時に、たまたま見つけた。

 

ホテル&リゾート

 

本種は短日植物なので、花期は9月以降のよう。

11月中旬に気づいたので、

花よりも果実のような部分の方が多かった。

もう以前に盛んに咲いていたのだろう。

 

果実のように見える、

苞・萼が肥大した部分は食用利用されている。

しかし、

僕はまだいまだに食したことがない。

量は少なくても、島で取れるものは、

話しのタネに一度は味わうべきだと思っている。

 

 

 

 

 

 

花と苞・萼が肥大した部分

 

 

赤い包・萼の肥大部分が目立つ状態

 

花はぽつりぽつりと咲いていた

 

花の色は薄ピンク、

他にも薄黄などあるよう

 

見た目は園芸種のハイビスカスのよう

ハイビスカスより、おしべ・めしべの部分は短め

 

花のつくりは5弁花、

おしべ・めしべが一体にのびている

 

おしべはのびた部分のまわりに多数つく

先端部はめしべで、5裂の花柱・柱頭

 

 

苞・萼が肥大した部分

 

同上 拡大

 

 

 

 

 

見るには

 

庭先や農園での栽培なので、

目につくことは少ない。

 

野生化しているのはないので、

ツアーで紹介することはない。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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