チシオハツか?ドクベニタケか?
目次
概要
’23/12月中旬、
山中の歩道沿いで出ていたきのこ。
図鑑を見る限りは、
チシオハツか、ドクベニタケかというところ。
チシオハツ(血潮初) (Russula sanguinea) –
チシオハツは毒はないが、食用利用ではないよう。
ということで食べる心配はなさそう。
柄の部分がややピンク色を帯びているので、
僕の同定はチシオハツではある。(要確認)
真実はいかに?
両種とも、
小笠原ではリュウキュウマツの樹下で発生する。
リュウキュウマツは外来種。
リュウキュウマツの導入で
発生するようになったきのこである。
外来種の可能性が高いきのこではある。
和名
チシオハツは「血潮初」と書く。
血潮色したハツタケの意味。
ドクベニタケは「毒紅茸」
毒のあるベニタケの意味。
赤味の表現は違うが、
色合いが和名に含まれる。
実際の様子
外形 径5㎝ほど
傘
赤味が強い
横から見たところ
柄に赤味がある
柄の部分
ドクベニタケには赤味がないようだ
ひだ
見るには
きのこはシーズン性もあるので、
いつも見られる場所というのはない。
発生個所はリュウキュウマツの樹下。
そういう場所は父島には多い。
発生しているときは
森に入る各種ツアーで紹介はする。