ムニンビャクダン開花確認(’24/4月中旬)
目次
概要
’24/4月中旬、
ムニンビャクダン(ビャクダン科・固有種)開花確認。
昨年は5月中旬に確認している。
今年は、
それより1ヶ月も早く開花確認となった。
開花確認は同じ個体である。
周辺は、
昨年5月以降に、ノヤギ侵入防止柵がつけられた。
現在はその柵が変形していて、
侵入防止の効果がない状況となっている。
ヤギの侵入を防ぐには、
それなりにしっかりとした柵が必要なようだ。
ムニンビャクダンはまとまった群落があるとはいえ、
開花個体が少く、めったに果実も見られない。
今後、保全対策も必要かと思われる。
現地の様子
長崎付近の夜明道路
このすぐ近くに自生地あり
自生地にはノヤギ侵入防止柵がある
すでにこわれかけている
柵の中に、毎年花をつける個体がある
生育もいい
花期には集散花序がのびる
ごく小ぶりな花で、
淡緑色4弁、おしべ4、めしべ1
おしべの葯はそれぞれ2室、
めしべの柱頭は3裂
葉は対生で、楕円形
見るには
長崎付近の道路沿いや歩道沿いが
見やすい場所である。
特に道路沿いの個体は
柵で囲われているのでわかりやすい。
旭山も歩道沿いにあるが、
衰退傾向でわかりにくい。
どちらも自分で行くことができる。
目立ちにくいので、柵で囲われているところ以外は、
見慣れていないと見つけるのが難しいだろう。
長崎は景観ツアーや森歩きで、
旭山は森歩きで訪れる。
前の記事へ
次の記事へ