「紫式部と藤原道長」(倉本一宏)
目次
概要
2023年発行、
「紫式部と藤原道長」(倉本一宏)。
本書を読むきっかけは、
もちろん大河ドラマ「光る君へ」。
本書を読むことで、
大河ドラマがより分かりやすくなるかと思ったからだ。
著者は
「光る君へ」の時代考証もしている人物。
実際の若いころの二人は
ドラマのような関係性ではなかったようだ。
ただし、
紫式部が「源氏物語」を書くにあたっては、
道長の力や影響力は確実にあった。
大河ドラマを毎週見ている方は、
予備知識を入れるのに、本書もおすすめする。
紫式部
紫式部は後世につけられた名前である。
「藤原為時の女(むすめ)」、
あるいは、「藤式部(出仕した女房名」である。
本名は不明。
ということは、大河ドラマのまひろは何だろうか。
これは番組でつけられた名前のようだ。
目次
紫式部と道長の生い立ち
紫式部と道長の少女・少年時代
花山天皇の時代
一条天皇の即位
それぞれの転機
紫式部の結婚・出産と夫との死別
『源氏物語』と道長
紫式部と宮中
御産記『紫式部日記』
三条天皇の時代へ
道長の世
浄土への道
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