小笠原マルベリー

シマカナメモチ開花確認(’24/5月初旬)


 

 

概要

 

’24/5月初旬、

シマカナメモチ(バラ科・広域分布種)開花確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(44)シマカナメモチ

 

確認したのは自生地ではなく、

小笠原亜熱帯農業センター内植栽株。

 

 

昨年は、

山地の自生株で5月中旬に確認している。

農業センター植栽個体の開花は、

山地の自生地よりは少し開花が早いようだ。

したがって、

今年もそれほど開花時期は変わらないかと思う。

 

シマカナメモチ開花確認(’23/5月中旬)

 

 

 

 

現地の様子

 

説明板

 

 

亜熱帯農業センター植栽株

開花個体

 

 

散房花序の先に多数の花をつける

 

葉は互生で、枝先に集まる

形は長楕円形、鈍頭(先が丸い)、

縁には葉の縁は先端半分ぐらいに細かい鋸歯

 

 

1つずつはとても小さい花

小花がまとまるので、直径5-10㎝ほどの円形(半球状)

 

 

開花が進んだ状況

 

花は乳白色に近いような白花5弁

おしべ20(ぐらい)、めしべ1(花柱が2-3裂・2裂が普通)

 

花の拡大

おしべ20(ぐらい)、

めしべ1(花柱が2-3裂・2裂が普通)

 

 

 

 

 

見るには

 

シマカナメモチは

中央山山頂が数本あって見やすい場所である。

自由に歩けるルートなので、自分で行くことができる。

 

 

中央山は、元気の人なら景観ツアーでも行く。

森歩きでも行くことがある。

 

山地には各所にあるので、

花期は各種ツアーで紹介することが多い。

 

見たい方はリクエストを。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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