小笠原マルベリー

ヒメマサキ開花確認(’24/5月中旬)


 

概要

 

’24/5月中旬、

ヒメマサキ(ニシキギ科・固有種)開花確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(48)ヒメマサキ

 

開花確認したのは、集落内の植栽株。

 

開花時期が、昨年よりはかなり早い。

これは、

昨年は山地の方で開花確認したので、遅かったのであろう。

 

ヒメマサキ開花中(’23/6月中旬)

 

本種はかなり以前からつぼみがついているのだが、

やはり開花は5-6月頃となる。

 

花は小さくて地味だが、

セイヨウミツバチや小さなアリも来ていた。

蜜はそれなりに出ているのだろう。

 

 

 

 

 

 

開花の様子

 

 

開花を確認した集落内の植栽株

 

集散状の花序の先に小さな花を多数つける

 

親指との比較

 

 

アリが多数来ている

小さな花だが蜜はそれなりにあるのだろう

 

花は薄黄緑色4弁、おしべ4、めしべ1

 

葉はこぶりで鈍鋸歯あり

 

 

 

 

 

見るには?

 

道路沿いでも見られるところがある。

また、集落内では数か所植栽場所がある。

 

しかし、低木性で目立たない樹木なので、

意外と見つけるのは難しい。

 

地味な樹木だが、道路沿いで見られるので、

興味のある方がいれば各種ツアーで紹介できる。

リクエストしていただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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