洞窟陣地に残る「辻隊」と書かれたドラム缶
目次
概要
戦跡を訪ねていると、
ドラム缶の残骸は時々見る。
上側の蓋部分ははずされて、利用されているのが普通。
鉄製ゆえに、
屋外のものはさびてたいがい朽ち果てている。
しかし、
壕内のものは、しっかり形が残るものもある。
普通、ドラム缶には何も書かれていないが、
「辻隊」と書かれたドラム缶が残る場所がある。
場所は
海軍宮之浜平射砲台(西側)エリアの壕。
この壕は十二糎高角砲を据えた場所ではない。
その近くにある壕で、機銃を据えていた壕。
このドラム缶は貯水槽のすぐわきにある。
現場の状況からすれば、
このドラム缶も貯水槽としての役割であろうか。
(用途不明・要調査)
「辻隊」について、今のところ詳細は不明である。
(今後要調査)
色々分からないことがある。
現地の様子
壕内に残る
辻隊と書かれたドラム缶
左は貯水槽
このドラム缶も水をためていたのであろうか?
ドラム缶拡大
見るには
道からは少しそれ、尾根の方にあり、
分かりづらい場所にある。
やや足場も悪いので、
ツアーで訪れることはない。
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