小笠原マルベリー

洞窟陣地に残る「辻隊」と書かれたドラム缶


 

 

概要

 

戦跡を訪ねていると、

ドラム缶の残骸は時々見る。

上側の蓋部分ははずされて、利用されているのが普通。

 

鉄製ゆえに、

屋外のものはさびてたいがい朽ち果てている。

しかし、

壕内のものは、しっかり形が残るものもある。

 

普通、ドラム缶には何も書かれていないが、

「辻隊」と書かれたドラム缶が残る場所がある。

 

場所は

海軍宮之浜平射砲台(西側)エリアの壕。

 

この壕は十二糎高角砲を据えた場所ではない。

その近くにある壕で、機銃を据えていた壕。

 

海軍宮之浜平射砲台

 

このドラム缶は貯水槽のすぐわきにある。

現場の状況からすれば、

このドラム缶も貯水槽としての役割であろうか。

(用途不明・要調査)

 

「辻隊」について、今のところ詳細は不明である。

(今後要調査)

 

色々分からないことがある。

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

壕内に残る

辻隊と書かれたドラム缶

 

左は貯水槽

このドラム缶も水をためていたのであろうか?

 

ドラム缶拡大

 

 

 

 

 

見るには

 

道からは少しそれ、尾根の方にあり、

分かりづらい場所にある。

 

やや足場も悪いので、

ツアーで訪れることはない。

 

 

小笠原・父島の戦跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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