「五輪書」(宮本武蔵)
目次
概要
「五輪書」(宮本武蔵)。
*五輪書・・・ごりんのしょ
僕が読んだのは、
致知出版社の城島明彦氏現代語訳。
書かれたのは
武蔵の晩年、1643-1645年ごろといわれている。
五輪書は、
宮本武蔵「二天一流」の兵法の書。
兵法の道を
5つの道にわけて解説している。
地:概略
水:兵法(太刀論の真髄)
火:合戦・勝負の心得
風:他流派のこと
空:空を道とし、道を空とする
「水」は、
武道武術にある程度実戦がないとピンとこないだろう。
(僕もだが)
兵法の本質とは
「いかなる場合でも必ず敵に勝つ」ということ。
現代人も世のなかで戦い続けている。
戦いに勝つという点では昔も今も同じ。
気になるフレーズ
本文中、気にかかる言葉として、下記をあげる。
平常心、
有構無構「構えはあって、構えなし」
「居つくな」
「先手必勝の心がけ」
心眼を働かす・
いつも道を歩いているように足を運ぶ
千日の稽古を「鍛」とし、万日の稽古を「錬」とする
など。
(詳細は本文にて)
「9か条の戒め」(要旨)
正しいことを考える
鍛錬
諸芸に触れる
様々な職能を知る
利害損失を見抜く
本質を見極める
目に映らないものを推理・察知
微細な変化・動きを見抜く
役立たないことはやらない
参考:巌流島
前の記事へ