小笠原マルベリー

ハツバキ雌株の花(雌花)


 

概要

 

’24/7月下旬、

ハツバキ雌株の花を確認した。

*プトランジーヴァ科・固有種

 

夜明・湾岸道路での自生植物(53)ハツバキ

 

花を確認したのは2か所で、

1ヵ所は山中の崖地、もう1ヵ所は都道沿い。

山中の崖地の花は

ツアー中に偶然見つけた。

都道沿いの花は

たまたま他の人が観察していて気づいた。

 

ハツバキの花は小さくて地味なので、

かなり気にしていないと気づかない。

 

雄株の花(雄花)は、

以前から何度か見ている。

しかし、

雌株の花(雌花)は見ていなかった。

 

ハツバキの雌花は

この記事が初投稿となる。

 

花は花弁や萼片はない。

花弁のように見える苞葉(苞)4、めしべ1。

めしべの先に花柱・柱頭が2。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

山中の崖地での開花個体

 

 

 

都道沿いの開花個体

 

小花ゆえ

開花しているのはかなり近づかないと気づかない

 

 

 

 

葉腋ごとに小さな花が複数個ついている

 

花弁のように見えるのは苞葉

 

苞葉4、めしべ1(花柱と柱頭2)

 

独立した花柱・柱頭が2

 

 

 

 

 

見るには

 

 

地味な植物ですので、

ツアーで紹介することもめったにない。

強いていえば森歩きで紹介する。

興味のある方はお伝えいただきたい。

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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