「葉隠入門」(三島由紀夫)
目次
概要
1967年発行、
「葉隠入門」(三島由紀夫)。
三島由紀夫による、「葉隠」の入門書。
三島は、「葉隠(はがくれ)」を、座右の書のようにしていた。
3_60006_86587_up_3ljj2i1a.pdf (saga.lg.jp)
葉隠とその教え – さがの歴史・文化お宝帳 (saga-otakara.jp)
本書では、
前半部は三島由紀夫による「葉隠」の解釈。
プロローグ 「葉隠」とわたし
一 現代に生きる「葉隠」
二 「葉隠」四十八の精髄
三 「葉隠」の読み方
後半部では、「葉隠」の現代語抄訳がある。
付「葉隠」名言抄(笠原伸夫訳)
読み方としては、現代語抄訳を読んでから、
三島の解釈を読むのがおすすめ。
「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」が
あまりにも有名な「葉隠」。
「葉隠」は
佐賀藩士・山本常朝の座談を筆記したもの。
武士としての生き様を説いている。
藩や幕府に仕える立場としての、
武士の処世術といってもいい。
今も多くの人は会社などに仕える立場は同じ。
現代人にも通じるところはあるだろう。
気概として、
いつも「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」がある。
これがあるからこそ、いううべきことは言い、
やるべきことはやるという姿勢が示せるのである。
世の社会人、見習っていきましょう。
目次
プロローグ 「葉隠」とわたし
一 現代に生きる「葉隠」
二 「葉隠」四十八の精髄
三 「葉隠」の読み方
*ここまでが三島によるもの
付「葉隠」名言抄(笠原伸夫訳)
解説 田中美代子
参考
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