概要

’24/8月中旬、小笠原亜熱帯農業センターで、

スパイダーリリー開花中。

小笠原亜熱帯農業センター｜東京都小笠原支庁 (tokyo.lg.jp)

蜘蛛の足のような花、スパイダーリリー（ササガ二ユリ）

昨年も同じような時期に開花を確認している。

野生化している場所でも、

9月頃の開花を確認している。

小笠原ではおおむね8－9月ごろ開花のようだ。

野生化個体はそれほどはないと思う。

僕が知っているのは聟島の浜辺だけ。

硫黄島にもあるようだが、まだ未確認。

父島にはないと思う。

母島列島は情報がないのでわからない。

スパイダーリリーは、和名はササガニユリ、

他にヒメノカリス（学名から）ともいう。

現地の様子

全景

開花の様子

同上

蜘蛛の足のような花の形

6角形の白い膜状の副花冠が目立つ

おしべの基部と副花冠は合着している

花被片6は副花冠の下側で白く細長い

おしべ6は副花冠から横に突き出る

めしべ1は花の中心から上にまっすぐのびる

花茎は扁平で先の方で枝分かれし、

複数の花冠がつく

葉は細長いがやや幅がある

葉の先はとがり気味

花を横から見たところ

上は副花冠とそこから突き出るおしべ6

下は花被片6

見るには

開花期は夏場、8－9月ごろ。

聟島は野生個体群があるが、

観光で訪れる船はめったにない。

（観光利用可能な島）

父島では

亜熱帯農業センターで植栽が見られる。

他の人家まわりでもあるかもしれない。

野生化個体は見られないはず。

亜熱帯農業センターは、

各種ツアーで訪れることが可能。

タイミングが合えば、花が見られる。

リクエストいただきたい。

全ツアーメニュー