補強の支柱が残る夜明山海軍通信隊予備発電所壕
目次
概要
夜明山には
海軍通信隊予備発電所壕が残る。
この壕は部分的ではあるが、
補強の支柱が残る。
落盤落石を防ぐための補強であろう。
支柱は
2本の柱と連結された1本の梁とでなる。
柱と梁は鉄の鎹で固定される。
出入口付近の支柱は
壕との隙間はセメントで埋められている。
これは外部との密封性を高めるためであろうか?
島内には壕が数多く残るが、
ほとんどが素掘り状態で、支柱が残るのはほぼない。
そういう意味で、わりとレアな壕である。
支柱が主に残る部分は、
入口付近の発電機関連がある場所。
奥の通路の方はほぼ残っていない。
補強はなかったのかもしれない。
こういう補強の仕方は
鉱山や炭鉱などに準じているのだろう。
現地の様子
入口付近
入口付近 内部から
壁との隙間はセメントで埋められている
貯水槽のところ
補強の数が多い
発電機側と通路側の分岐付近
奥の通路側
見るには
この壕はめったには行かないので、
希望があればリクエストしていただきたい。
戦跡ツアーで訪れる。
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