小笠原マルベリー

シュクシャ(ハナシュクシャ)開花中(’24/9月中旬)


 

 

概要

 

中央山の歩道では

シュクシャガ開花している。

*ショウガ科・外来種

 

白花のシュクシャ

 

昨年は7月ごろから開花していたようだ。

 

シュクシャが花盛り(’23/7月下旬)

 

中央山はよく行くのだが、

見晴台の方の道はご無沙汰していた。

 

 

 

中央山園地ルート・・父島最高峰と地球の丸さを体験

 

それゆえ、

開花の確認がずいぶんと遅くなった。

今年も、

きっと7-8月ごろから咲いていたのであろう。

 

本種は観葉植物の外来種とはいえ、

大柄な白花で、芳香もあり、花が楽しめる。

 

まだしばらくは花があるので、

これからはたまに行くとしよう。

 

 

 

 

 

花の様子

 

 

中央山見晴台へ行く途中に野生化

説明板あり

 

 

1つの花序から複数の大柄な花

 

花のつくりは難しい

 

「花被片は6(萼片に相当の外花被3、花弁相当の内花被3)、

 おしべ6,めしべ1

 

 外花被3は花の基部に筒状になっている。

 内花被は白で3裂し、線形になっている。

 後ろから見て細い線形のものです。

 

 おしべは外3、内3で計6。

 外の3のうち1は退化し、

 2は唇弁の脇に付属片(花弁状)となっている。

 内の3のうち、

 2は唇弁に、残る1つが機能している。

 

 白くて大きい上向きが唇弁だが、

 これは花弁ではない。

 おしべ2が唇弁の形になったもの。

 下側左右の花弁のようなものもおしべ1ずつ。

 

 棒状にのびて、先端部が桃色で丸い形のものが、

 機能しているおしべ1。

 葯は内側(めしべがある側)についている。

 

 めしべも、おしべと一体で、細い棒状のものが延び、

 先端に柱頭が見える。」

 

白くて大きい上向きが唇弁だが、

これは花弁ではない。

おしべ2が唇弁の形になったもの。

下側左右の花弁のようなものもおしべ1ずつ。

 

おしべは外3、内3で計6。

外の3のうち1は退化し、

2は唇弁の脇に付属片(花弁状)となっている。

 

内の3のうち、

2は唇弁に、残る1つが機能している。

 

棒状にのびて、先端部が桃色で丸い形のものが、

機能しているおしべ1。

葯は内側(めしべがある側)についている。

 

めしべも、おしべと一体で、細い棒状のものが延び、

先端に柱頭が見える。

 

めしべも、おしべと一体で、

細い棒状のものが延び、先端に柱頭が見える

 

 外花被3は花の基部に筒状に

 内花被は白で3裂し、線形に、

 後ろから見て細い線形のもの

 

草丈は1.5-2m程度

 

 

 

 

 

見るには?

 

ルート沿いで見られるのは中央山園地のみ。

 

中央山園地ルート・・父島最高峰と地球の丸さを体験

 

このルートはご自分でも行ける場所。

ツアーでは景観、森歩きで訪れることがある。

 

見たい方はリクエストを。

 

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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