小笠原マルベリー

シュクシャ(ハナシュクシャ)の赤い果実(蒴果)


 

 

概要

 

’22/11月下旬、

シュクシャの果実(蒴果)が見られています。

 

白花のシュクシャが開花(’21/7月中旬)

 

中央山の歩道沿いに群落があって、

そこで確認しています。

 

中央山園地ルート・・父島最高峰と地球の丸さを体験

 

例年7月ごろから花期を迎えて、

11月ごろまで咲いています。

 

今年も、

11月中旬までは、花が見られました。

 

いままで、

果期に注目することがなかったです。

 

そのため、

果実はあまり印象がありませんでした。

 

果実の中をまじまじと見ると、

赤色で小さな種子でした。

1つの果実に20-30程度の種子があるように見えます。

サイズでいうと、

縦が5㎜ぐらいの楕円形ですね。

 

実をいうと、

種子をちゃんと見るのは初めてでした。

ネット検索でも

本種の果実はごくわずかしか出てきませんね。

 

現地で見ていると、

群落は地下茎で広がっているように見えます。

実生はどのぐらい出ているのか、

今後気にしてみます。

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

 

花茎の先端部

 

花期が終わり、果実になってきました。

 

果実の部分がふくらんでいるところ

 

 

果実の中に小粒な赤い種子

 

同上

 

種子

 

赤くて、長径5㎜程度の楕円形

 

同上

 

 

 

 

見るには

 

シュクシャは島内に数か所野生化しています。

 

観光ルートで見られるのは、中央山のみです。

 

中央山は個人でも行けます。

 

またツアーでも、

景観や森歩きで立ち寄るることがあります。

見たい方はリクエストしてください。

 

森歩き

 

 

自然景観(島内観光)ツアー

 

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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