
概要
1971年発行、
「酔って候」(司馬遼太郎)。
短篇集『酔って候』司馬遼太郎 | 文春文庫
酔って候 – Wikipedia
「酔って候」は、幕末のころ、
藩の実権を握っていた4人を描く短編集。
土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、
宇和島の伊達宗城、肥前佐賀の鍋島閑叟。
山内容堂、伊達宗城、鍋島閑叟は藩主、
島津久光は藩主の父(国父)。
山内容堂 – Wikipedia
島津久光 – Wikipedia
伊達宗城 – Wikipedia
鍋島直正 – Wikipedia
主人公
タイトル「酔って候」は土佐の山内容堂、
「きつね馬」は薩摩の島津久光、
「伊達の黒船」は宇和島の伊達宗城、
「肥前の妖怪」は肥前佐賀の鍋島閑叟をそれぞれ描く。
「伊達の黒船」以外は、
それぞれの主人公の人生に焦点をあてて、
コンパクトにまとめています。
「伊達の黒船」はむしろ提灯屋嘉蔵が主人公。
嘉蔵が苦心して蒸気船の機関を作る話し。
もちろん命じるのは伊達宗城。
参考:主人公関連本
鍋島関連
「アームストロング砲(新装版)」(司馬遼太郎)
山内、島津関連
「翔ぶが如く(全10巻)」(司馬遼太郎)
伊達関連
「花神 」(司馬遼太郎)
関連
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この記事を書いた人
吉井 信秋
大阪市旭区生まれ。
茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。
北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。
某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。
数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。
その後、小笠原・父島に移住。
島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。
小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。
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