「酔って候」(司馬遼太郎)
目次
概要
1971年発行、
「酔って候」(司馬遼太郎)。
「酔って候」は、幕末のころ、
藩の実権を握っていた4人を描く短編集。
土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、
宇和島の伊達宗城、肥前佐賀の鍋島閑叟。
山内容堂、伊達宗城、鍋島閑叟は藩主、
島津久光は藩主の父(国父)。
主人公
タイトル「酔って候」は土佐の山内容堂、
「きつね馬」は薩摩の島津久光、
「伊達の黒船」は宇和島の伊達宗城、
「肥前の妖怪」は肥前佐賀の鍋島閑叟をそれぞれ描く。
「伊達の黒船」以外は、
それぞれの主人公の人生に焦点をあてて、
コンパクトにまとめています。
「伊達の黒船」はむしろ提灯屋嘉蔵が主人公。
嘉蔵が苦心して蒸気船の機関を作る話し。
もちろん命じるのは伊達宗城。
参考:主人公関連本
鍋島関連
山内、島津関連
伊達関連
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