ウチダシクロキ開花確認(’24/10月中旬)

目次
概要
’24/10月中旬、
ウチダシクロキ(ハイノキ科・固有種)の開花確認。
昨年も、
同じ個体で同じ時期に開花を確認している。
なので、開花のタイミングはほぼ同じ。
花はまだ咲き始めで、
つぼみがたくさんついていた。
これからじょじょに開花が進むだろう。
(別なもう1か所ではすでにかなり開花していた)
前年の開花では種子が多くついていた。
そのため、
今年は花が少ないかなと、漠然と考えていた。
しかし、意外と、
今年も花をしっかりつけそうである。
本種の自生地・植栽地は複数ある。
ただし、
観光利用のルート沿いでは見られない。
(開花を確認した場所も観光利用できない)
そのため、なかなか見られない樹木の1つ。
現地の様子

開花個体付近

開花個体近景

周辺環境

葉腋に数個の花をつける
葉の隙間から出ているように見え、
窮屈そう

花は乳白色の小花で、5深裂(5弁ではない)、
おしべは多数(5束生・五体雄蕊)、
めしべは1(柱頭は3裂)

極端にカールしている葉
表面はややつやがある

前年分の果実もまだついている

黒熟して落果寸前
見るには?
自生地・植栽地とも
観光ルートから離れていて行くことはできない。
そのため、
ガイドツアーでも行くこともできない。
ちなみに近縁種のチチジマクロキは
東平のルート沿いにあり、見ることができる。
ただし、
もう何年も前から開花しなくなっている。
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