小笠原マルベリー

海軍標石「兵電」とかまど(夜明平)


 

 

概要

 

夜明平には

海軍標石「兵電」2つとかまどが残る。

 

兵電の1つは道沿いだが、

もう1つとかまどはその少し奥の林内。

 

かまどと兵電との関係性は不明。

 

ただし、

この付近は海軍航空隊送信所があった。

どちらも、

それと関係があるような気がしている。

 

父島海軍航空隊送信所(夜明平)

 

標石とかまどは

少なくとも海軍関係であるのは確実であろう。

 

かまどは

レンガ造りで小ぶりな3連式。

あまり多人数むきではない大きさ。

 

標石は

コンクリートで13㎝角。

この夜明平の2つ以外はいまだ見たことがない。

内地でも見たことがない。

 

海軍標石「兵電(電兵)」は何をあらわすのでしょうか?

 

いまだ「兵電」とは何か解明できていない。

だれかご教授願う。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

3連式かまど

 

焚口

 

鍋を置くところ

直径30㎝程度

 

排気孔

 

孔口

 

山中の兵電

 

波マーク2本と下部に兵電

 

道沿いの兵電

 

同上 兵電とその周辺

 

 

 

 

 

見るには

 

標石2とかまどのうち、標石1とかまどは、

林内にあり、個人で見つけるのは難しい。

 

標石1は、天文台近くの道路沿いにあり、

歩いて探せば見つかるでしょう。

ただし文字がかなり薄れている。

 

興味があれば、戦跡ツアーで紹介する。

 

戦跡ツアー

 

 

小笠原・父島の戦跡

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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