硫黄島で野生化するホシアサガオ
目次
概要
硫黄島で野生化して生えている
ホシアサガオ(ヒルガオ科・外来種)。
’24/10月後半、
旧西部落周辺の草地ではかなり生えていた。
かわいい花も多数つけていた。
硫黄島は何度か訪れているが、
はじめて本種に気づいた。
本種はつる性一年草で、
父島で見た限りでは花期が夏以降。
これまで訪れたときは、
いずれもあまり生えていない時期であったようだ。
現地の様子
つるでのびて群生して生えている様子
花は小さい星形で多数
多くは地上部に這うように生えている
花冠は星形
花冠は小さく2㎝もないぐらい
ボールペンの先端は2㎝弱
花冠はピンク色の漏斗状合弁花冠、
おしべ5,めしべ1
筒部の中におしべ5、めしべ1
葉は変異が多いが、基本は心形。
小笠原での分布
本種は外来種である。
野生化して分布しているのは、
図鑑によると、父島と火山列島。
父島では夏以降に、
限られた場所で見かけるようになる。
南島でも生えるとされるが、
僕は確認したことはない。
火山列島はこの硫黄島は確認した。
南と北はどうであろうか?
05_h16_1.pdf(59ページ)
見るには
硫黄島には観光では行けないので、
ホシサガオを見るとすれば父島で、
一年草で見られる時期も限られ、
それほど大規模に野生化していない。
そのため、意外と見るのは難しい。
北袋沢の道端で出るので、
見られる時期は各種ツアーで紹介はできる。
参考