小笠原マルベリー

オガサワラグミ開花確認(’24/12月初旬)


 

 

概要

 

’24/12月初旬、

オガサワラグミ(グミ科・固有種)開花確認。

 

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(72)オガサワラグミ

 

開花をはじめに見たのは、夜明山の初寝浦展望付近。

昨年の開花確認より、1か月近く遅い。

記事を見ると、

昨年は少し早めではあったようだが。

 

オガサワラグミ開花確認(’23/11月初旬)

 

花はつぼみが主で、開花はまだわずかであった。

開花が進むと、甘い芳香が漂うが、

まだほとんど感じないぐらいであった。

 

芳香が漂い出すのはまだもう少ししてからであろう。

かなり甘い感じの芳香である。

 

これから林内で甘い香りがしてきたら、

きっとこれである。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

生えている様子

つるでのびて他の樹木にからみついている

 

葉腋から多数の花をつける

 

まだ開花しているのは少なかった 

 

花弁のない花

萼片が4裂し、花冠状に

 

 

花冠内側は黄白色、

萼片4裂、おしべ4、めしべ1

 

 

花冠の外側は黄褐色の点状の模様がつく

 

 

 

 

見るには?

 

山の方に行けば、

各所にあり、道沿いでも生えている。

 

花の時期には、各種ツアーで紹介する。

森歩きはもちろん、島内観光でも紹介できる。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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