小笠原マルベリー

「横田空域」(吉田敏浩)


 

 

概要

 

2019年発行、

「横田空域」(吉田敏浩)。

「横田空域 」吉田敏浩 [角川新書] – KADOKAWA

 

首都圏から飛び立ち、着陸する飛行機は

空路がかなり制限されている。

それが横田空域。

 

アメリカの属国といわれてもおかしくない状況の1つである。

 

普通に考えれば、

主権国家の空を外国に制限されるのはおかしい。

なぜなのか。

密室の合意が憲法体系を侵食し、

法律を超越している実態がある。

 

アメリカの反発もあるだろうし、

解決はハードルが高く、かなり難しそうである。

 

今後、

これに手をつける党や政治家は出てくるのであろうか?

政治家生命をかけないとできないだろう。

 

 

 

 

 

 

解決策はあるのか

 

第5章に詳細の提言がある。

 

 

・「日米地位協定の実施に伴う航空法特例」の

 改訂・廃止を求める。

 

・日本の法令を原則として適応することなどの

 日米地位協定の抜本的改訂。

 

・不透明な日米合同委員会の合意システムの廃止

 

・安保条約第6条の「合意される他の取極」は見直しが必要。

 

などと書かれている。

 

 

 

 

 

目次

 

はじめに

 

第1章 首都圏の空を覆う「横田空域」

 

第2章 「横田空域」を米軍が手放さない理由

 

第3章 エスカレートする低空飛行訓練

 

第4章 米軍を規制できるドイツ・イタリアとできない日本

 

第5章 米軍に対していかに規制をかけるか

 

あとがき

主要参考文献

 

 

 

 

参考

 

 

「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」(矢部宏治)

 

「知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた」(矢部宏治)

 

『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(前泊博盛編著)

 

「日米地位協定」(山本章子)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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