『「日米合同委員会」研究』(吉田敏浩)
目次
概要
2016年発行、
『「日米合同委員会」研究』(吉田敏浩)。
「日米合同委員会」という、
内容が公開されることがめったにない闇の世界。
日本の官僚と在日米軍の軍人たちが、
毎月2度行う秘密の会議である。
そこで合意された取り決めは、
日本の法律・憲法よりも、強い効力をもつ。
しかし、ほとんど公表されることがない。
「横田空域」も
この日米合同委員会で決まったものである。
こういう「きわめて異常」な実態を、
著者が本書で明かしてくれる。
状況を変えるために著者は、
日米合同委員会を廃止し、
国会に「日米地位協定委員会」の設置を提案する。
目次
はじめに
PART1 日米合同委員会とは何か
PART2 なぜ日本の空は、米軍に支配されているのか
PART3 日本占領はどのようにして継続したのか
――「占領管理法体系」から「安保法体系」へ
PART4 最高裁にもあった裏マニュアル
PART5 密室の協議はこうしておこなわれる
――富士演習場をめぐる密約
主要参考文献
参考
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