「地衣類のふしぎ」(柏谷博之)
目次
概要
2009年発行、
「地衣類のふしぎ」(柏谷博之)
地衣類とは何か?
意外と身近に見られるものではあるが、
知られていない。
コケと間違われることも多い。
たしかに地衣類には・・・ゴケとつくのも多い。
地衣類は植物のように思われているが、
実は菌類の仲間。
藻類と共生している。
そんななじみの少ない地衣類について
一般向けに書かれた新書である。
そうはいっても、なじみの少ない分、
やはり読んでいても、ピンとこないところも多い。
そんな本である。
僕も読んだにもかかわらず、
きちんと読みきれていない。
やはり普段からなじんでいないだけに難しく感じる。
目次
はじめに
第1章 地衣類とは何か
第2章 身近に見られる地衣類
第3章 地衣類の生物学
第4章 地衣類の成長
第5章 地衣類の化学分類と地衣成分の検定法
第6章 地衣類とヒトとのかかわり
第7章 地衣類調査と標本のつくり方、写真撮影
文献類、写真索引など
著者について
著者は柏谷博之氏。
KAKEN — 研究者をさがす | 柏谷 博之 (10000142)
柏谷氏とは
一度だけ、夜に懇親させていただいたことがある。
地衣類の調査で来島されているとき、
メンバーに知り合いがいた。
その縁で、夜ご一緒させていただいた。
その知り合いとは、
北硫黄島調査のメンバーだった方で大村嘉人氏。
地衣類を見るには
どこでも見られるというぐらい、あちこちにある。
しかし、
種の同定がほとんどできていない状況。
なので、
地衣類とはいえるが、種名までは言えない。
各種ツアーで地衣類は紹介できる。
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