小笠原マルベリー

キンショクダモ開花中(’24/12月下旬)


 

 

概要

 

’24/12月下旬。

キンショクダモ(クスノキ科・広域分布種)が

開花している。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(23)キンショクダモ

 

本種は雌雄異株。

はじめに開花に気づいたのは、

12月中旬で雄株であった。

 

昨年は12月中頃には開花していたようだ。

したがって、開花の時期は

それほど今年も変わっていないかと思う。

 

父島旬情報(’23年12月後半・2023/12/16投稿)

 

本種も芳香があり、

近くによると、芳香が感じられる。

 

 

 

 

 

開花の様子(雄株)

 

開花している雄株

 

 開花の様子

 

葉腋に多数の花序

 

雌雄異株で、花も雌雄で違いがある

花被片4、腺体4は共通

(腺体とは蜜を分泌する器官)

 

雄株の花

 

おしべ6が目立つ

退化しためしべ1もある

花被片4、腺体4は共通

 

   

葉裏は金色

それゆえキンショクダモ(金色櫤)

 

 

 

 

見るには

 

個体数はそれなりにありますが、あまり目立たない。

それゆえ。、普段はあまり紹介していない。

 

夜明道路沿いでは

旭平から中央山にかけてのエリアでわりと見られる。

 

道路沿いでも生えているので、

各種ツアーで紹介できる。

興味のある方はリクエストを。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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