小笠原マルベリー

地上部に2×1.5ⅿの貯水槽が残る壕(三日月山)


 

概要

 

三日月山エリアには

6連式のかまどが残る炊事壕がある。

そこは、壕の中に貯水槽もある。

 

三日月山の炊事壕・・6連式かまど他(NHK 戦跡特集で紹介)

 

さらにその近くには小さな壕であるが、

地上部に2×1.5ⅿの貯水槽が残る壕もある。

使われていない今でも水がたまったままである。

 

ここは地面を掘って、貯水槽にしている。

深さは1ⅿぐらいであろうか。

これがお湯だったら、十分人が入れる浴槽となる。

 

この壕は小さいので、

ほぼ貯水槽だけの役割しかない。

 

壕の外には

上方から水を引いてきたような金属パイプがある。

 

この上方には陸軍の大村第二砲台にがあるので、

このあたりも陸軍の壕であろうと思う。

 

地上部に彫り込んで貯水槽にしている壕は

ときおりある。

普通は居住壕の中にあるが、

この壕は貯水槽だけの役割だ。

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

貯水槽

地上部に彫り込んである2×1.ⅿ

深さは1ⅿほど

奥はすぐ行き止まり

 

同上

入口付近にある

 

入口

 

 

上方に金属パイプがのびる

 

 

 

 

 

見るには

 

ここは、道路から100ⅿほどと近いのだが、

アクセスがしにくい場所である。

そのため、ツアーでご紹介はできない。

 

貯水槽自体は

各所にあるので、ツアーで紹介している。

 

戦跡ツアー

 

 

 

 

参考

 

小笠原・父島の戦跡

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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