小笠原マルベリー

星形に開く萼片が目立つクラリンドウ果実


 

概要

 

クラリンドウ(シソ科・外来種)は

小笠原では、10-11月頃、花期を迎える。

 

垂れ下がる花序に白花が目立つクラリンドウ

 

その後、しばらくすると、果期となる。

 

球形の果実は緑色で、さらにのち黒熟する。

径は1㎝に満たない程度のサイズ。

 

果実のまわりには、

赤味のある星形(五稜)の萼片が残っている。

 

ぱっと見は、その萼片が目立つ。

 

 

 

 

果実の様子

 

長くのびた花序に果実がつく

 

丸い果実と星形の萼片

果実のサイズは1㎝弱

果実ははじめ緑で、のちに黒熟

萼片は赤味を帯びる

 

斜めから見たところ

 

裏側から見たところ

星形の萼片がよくわかる

 

 

 

 

 

見るには

 

 

東平林内歩道で野生化している。

栽培種のあるところや、

他の場所での野生化しているところは知らない。

 

東平林内歩道は

11/1-3/31は規制により歩けない。

 

花期は10月ごろからなので、

10月中であれば、花が見られるだろう。

 

果実がなるころは閉鎖期間中で、

4月の解放時には、黒熟した果実があるかもしれない。

 

見たい方はリクエストを。

東平林内歩道は森歩きで訪れる。

(入林パスが必須・観光の方はツアーで)

 

 

森歩き

 

 

 

 

 

参考ブログ

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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