小笠原マルベリー

ハウチワノキ雄株・雌株とも開花中(’25/3月初旬)


 

 

概要

 

’25/3月初旬、

ハウチノワノキ(ムクロジ科・広域分布種)は

各所で開花中。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(30)ハウチワノキ

 

すでに、

雄株・雌株とも開花を確認している。

 

昨年は2月下順に開花確認している。

今年も開花時期はさほど変わっていないかと思う。

 

ハウチワノキ雄株・雌株とも開花(’24/2月下旬)

 

ハウチワノキは

小低木エリアに複数個体が生えていることが普通。

 

そういうところでは、

個体ごとに、雄株、雌株が見つけられる。

複数個体あれば、

どちらかしかないということはほぼない。

 

花は花弁がないので、地味ではあるが、

雄株・雌株の見分けは容易である。

 

花が咲いているにも関わらず、

花弁もなく、地味なので、

あまり興味を引いてもらえない種である。

ガイドとしてはちょっと寂しい。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

開花個体

 

雄株

 

 

花序

 

雄株の花(雄花) 

花弁なく、

萼片4-5で、おしべ8-10程度

 

 

雌株

 

花序

 

 

雌株の花(雌花)

花弁なく、

萼片は4-5で、めしべ1(柱頭2-3裂)

 

 

 

 

 

見るには

 

 

山頂や岩場の展望地に生えていることが多い。

各種ツアーでご紹介している。

 

全ツアーメニュー

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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