小笠原マルベリー

ハウチワノキ雄株・雌株とも開花(’23/2月下旬)


 

 

概要

 

’23/2月下旬、

ハウチワノキ(ムクロジ科・広域分布種)が開花。

雄株・雌株ともすでに開花している。

複数箇所で確認した。

 

 

夜明・湾岸道路での自生植物(30)ハウチワノキ

 

昨年は3月初旬に記事を書いていて、

今年は少し早いのかもしれない。

 

ハウチワノキが開花中(’22/3月初旬)

 

花弁のない花なので、

花は萼片とおしべ・めしべだけである。

雄株は萼片とおしべだけ、雌株は萼片とめしべだけ。

そのため、

開花していても、あまり目立たない。

花と認識しない人もいるだろう。

 

雄株の花は

おしべが複数で黄味があるからまだまし。

雌株の花は、

めしべが1つのびているだけで、かなりしょぼい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

花の様子

 

 

 

 

雄株の花(雄花)

 

 

雄株の花は黄色味がややわかる 

 

ただし花は下向き 

萼片で、おしべが隠れている

 

萼片4-5、おしべ8-10程度

 

 

 

 

 

 

雌株の花(雌花)

 

 

雌株の花はめしべだけがのびる

 

萼片の間からのびるのがめしべ1

 

萼片は4-5で、めしべ1(柱頭2-3裂)

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

山頂や岩場の展望地に生えていることが多いので、

各種ツアーでご紹介しています。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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