ムニンタツナミソウ開花確認(’25/3月初旬)
目次
概要
’25/3月初旬、
ムニンタツナミソウ(シソ科・固有種)開花確認。
開花時期は昨年とおおむね同じころであった。
最初に開花を確認したのは
東平の明るいところであった。
本種は群落をつくって生えているが、
わずかに咲き始めで、ほとんどの個体はつぼみであった。
これから順次咲き始めるから、
3月中旬ごろは見頃になってくるだろう。
ムニンタツナミソウは真っ白だが、
なかには花弁にやや赤みを帯びるものもある。
今回、開花を確認した個体も、
花弁にやや赤みを帯びていた。
現地の様子
群落となって生えている
やや明るい林内が多い
個体全景
花は筒部が長い
普通花弁は真っ白であるが、
この個体の花弁はやや赤みを帯びていた
花は4裂(棒状の上唇1・下唇3裂)、おしべ4、めしべ1
上唇部におしべ4、めしべ1
めしべは柱頭が2裂
上唇部には産毛のようなものが生えている
見るには
自由に歩ける
夜明道路沿いや中央山などでも見られる。
また東平など、
いくつかの指定ルートでも見られる。
森歩きや景観ツアーで紹介している。
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