小笠原マルベリー

シマツレサギ開花確認(’25/3月初旬)


 

概要

 

’25/3月初旬、

シマツレサギ(ラン科・固有種)開花確認。

 

シマツレサギの花・・わずかに芳香あり

 

昨年は2月初旬に確認していたので、

1か月ほど遅めである。

 

シマツレサギ開花(’24/2月初旬)

 

開花を確認した場所は昨年と同じ。

東平ではまとまった群落があり、

ルート沿いで十分みられる。

 

3月初旬でも咲き始めなので、

まだつぼみの個体の方が多い。

中旬以降、

開花進んだいい状態になっていくだろう。

 

 

本種は、果期のあと、地上部は枯れてしまう。

そのため、夏場はまったく見られない。

冬場になると、葉や茎がのびてくる。

 

 

 

 

現地の様子

 

群落となって生えている場所

 

 

開花個体

 

同上の花序部分

総状花序のまだ一番下の方だけ開花

 

開花部分

小振りな花を多数つける

花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)

 

 

花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)

唇弁・花弁はやや黄味があり、萼片は白

 

下向きの中央が唇弁1、斜め下向きの両側が側萼片2、

上向きの外側(白)が背萼片1,内側(黄色)が側花弁2

 

側花弁のさらに内側に蕊柱2

 

 

 

 

 

見るには?

 

 

東平でわりとまとまって生えている。

 

東平&初寝山(森歩き)

 

このルートは

指定ルートで、入林パスが必要。

観光のは自由には歩けない。

 

森歩きのツアーで利用する。

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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