小笠原マルベリー

オガサワラクチナシ開花確認(’25/4月中旬)


 

 

概要

 

’25/4月中旬、

オガサワラクチナシ(アカネ科・固有種)開花確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(番外)オガサワラクチナシ

 

開花を見たことのは巽道路終点岩山。

咲いていたのはわずかに1輪であった。

これから花数も増えてくれるといいが。

 

巽道路終点岩山ルート

 

昨年と、

開花時期はそれほど変わってはいないかと思う。

 

オガサワラクチナシ開花中(’24/4月中旬)

 

このオガサワラクチナシも

個体数は減らしつつあるように感じている。

そのため、花を見ることも少なくなっている。

理由は分からない。

 

開花期は、

低木性の樹林では樹冠に白花がかなり目立つ。

やや遠望になるが、

都道沿いや千尋岩ルートでも見られる。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

中央部に1本生えている

目立たない樹木である

 

樹冠に1輪だけ開花していた

 

花冠は白、5-7裂(6が普通)、

裂片は平開し、よく目立つ

合弁花なので、落花はまとまって落ちる

 

花冠裂数は5-7とばらつきがあるが、6が普通です。

おしべは花冠裂数(5-7)と同じ、めしべは1(柱頭2裂)

開花してたところは裂数が7であった

 

めしべ柱頭は2裂

 

 

 

 

見るには?

 

花期以外には、目立たない樹木で、

普段はほとんど紹介していない。

 

道沿いで見られるところはかなり少ない。

 

近くで見られるのは巽道路終点岩山ぐらい。

千尋岩ルート、都道沿いは遠望となる。

 

都道沿い以外は

いずれもガイドツアーで訪れる場所。

 

花期には、森歩き、千尋岩で紹介する。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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