小笠原マルベリー

オガサワラクチナシ開花中(’23/4月下旬)


 

概要

 

’23/4月下旬、

オガサワラクチナシ(アカネ科・固有種)が開花中。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(番外)オガサワラクチナシ

 

花盛りの時期には

風に乗って芳香も漂ってくる。

 

昨年は4月初旬に見ていた。

今年も、

別な場所では中旬ぐらいに開花のところもあった。

 

オガサワラクチナシ、キキョウラン開花中(’22/4月初旬)

 

ヒメツバキの開花にはまだ早い時期なので、

樹冠で本種の白花はよく目立つ。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(3)ヒメツバキ

 

ただし、個体ごとの花期は短い。

わりとすぐに花は落ちてしまう。

 

父島ではそれほど個体数も多くないので、

花を見逃さないように。

 

オガサワラクチナシの開花時期が終わると、

間もなくヒメツバキの開花期がやってくる。

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

この日開花を見たのは、巽道路終点岩山

 

樹冠で白花が目立つ

 

樹高2mほど

 

すでにかなり落花も

 

 

花冠は白、6裂(5-7裂)で、裂片は平開

 

同上 

 

おしべは花冠裂数6(5-7)と同じ

めしべは1(柱頭2裂)

 

 

めしべは柱頭が2裂

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

花期以外には、

普段はほとんど紹介していない。

 

道沿いで見られるところはかなり少ない。

 

近くで見られるのは

巽道路終点岩山、千尋岩ルート、東平など。

 

いずれもガイドツアーで訪れる場所。

 

花期には、森歩き、千尋岩で紹介する。

見たい方はリクエストを。

 

 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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