小笠原マルベリー

ヤロード開花中(’25/6月初旬)


 

概要

 

’25/6月初旬、

ヤロード(キョウチクトウ科・固有種)が開花中。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(5)ヤロード

 

本種の花期は

それほどマメにチェックしていない。

そのため、正確性はやや落ちるが、

5月ごろからが花期かなという感じではある。

その後、花期はかなり長め。

 

花は白で小ぶりなので、さほど目立たない。

近づくと、芳香はある。

 

和名のヤロードは

英語が転じたものといわれている。

語源は「YELLOW WOOD」で、

「黄色の木材(木)」という意味。

 

黄味が強いという意味では

果実が特にそうである。

 

果期には

黄色のラグビーボール状の種子が2個並んでつく。

それらは落ちると、バラける。

花は小ぶりだが、

果実は長さ5-6CMの楕円形で大きめ。

 

自生種で大きな果実の樹木(2001年投稿・再編集版)

 

 

 

現地の様子

 

 

はじめに開花に気づいた個体

夜明道路まだふもとのあたり

 

枝先に集散花序をのばし、花をつけている

 

 

花冠はこぶりで白5裂

裂片は平開し、筒部は短め

筒部の中に

おしべ5,めしべ1(花柱2裂)

 

おしべ5,めしべ1(花柱2裂)は

筒部の中で肉眼ではかなりわかりにくい

 

 

 

 

 

 

見るには

 

山地の各所で生えている。

わりと、個体数が多いので、

山地の道路沿いでも見られる。

 

花期には、森のツアーで紹介することが多いが、

各種ツアーで紹介できる。

 

全ツアーメニュー

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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