小笠原マルベリー

シママンネンタケとホウキタケ


 

 

 

概略

 

’25/7/2入港便のこと。

 

森歩きでガイドしていると、

複数箇所でホウキタケの仲間を見つけた。

トビイロホウキタケであろうか。

 

きのこ3種(トビイロホウキタケ、コガネキヌカラカサタケ、ヒメホコリタケ)

 

ホウキタケの仲間には食用になるものがあるようだ。

本種はどうであろうか分からない。

ホウキタケ/食用きのこ/きのこ紹介

 

 

さらに、オガサワラビロウの枯れ木では

多くのシママンネンタケを見つけた。

 

オガサワラビロウの枯れ木専門のシママンネンタケ

 

シママンネンタケは

漢方の「霊芝」として使われるようである。

霊芝 – Wikipedia

 

漢方で使われる「霊芝」は

一般的にはマンネンタケのことをいう。

シママンネンタケもその範疇に入るのであろうが、

小笠原での利用は特に聞いたことがない。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

ホウキタケの仲間

 

握りこぶしよりやや大きなかたまり

ほぼ地上性

 

枯葉と同じような色をしているので目立たない

 

 

 

シママンネンタケ

 

 

オガサワラビロウの枯れ木に多数生えていた

 

群生する様子

 

表は濃茶

 

裏は白

ひだはなく、孔口は微細

 

 

 

 

 

 

見るには

 

どちらのきのこも

形がしっかりしているので、

しばらくその場所で見られる。

 

トビイロホウキタケはほぼ地上性である。

湿っぽい高木林内で発生することが多い。

林床の枯葉と同じような色で、意外と目立たない。

 

シママンネンタケは、

オガサワビロウの枯れ木に発生する。

かたいので、わりと長期で見られる。

 

特定の場所があるわけではないので、

林内に入るツアー中に見つけたら紹介する。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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