小笠原マルベリー

ムニンフトモモ開花確認・・栽培株・自生株(’25/9月初旬)

 

 

概要

 

’25/9月初旬、

ムニンフトモモ栽培株、自生株とも開花確認。

*フトモモ科・固有種

 

まっ赤なおしべが目立つムニンフトモモの花

 

栽培株は集落エリアの法人敷地で、

自生株は旭山で。

 

自生株はすでに

他の場所(衝立山付近)でも開花情報は入っている。

 

昨年は9月下旬に開花を見ていた。

その前年は9月初旬であったので、

昨年は気づくのが遅かっただけかもしれない。

 

ムニンフトモモの花を遠望(’24/9月下旬)

 

ムニンフトモモ開花確認(’23/9月初旬)

 

本種は枯死が目立っていて、

間近で見られるところはなくなっている。

 

花はなおさら。

樹木に近づいても、

上の方で咲いているがかろうじて見える程度。

 

栽培個体は今年も環境省で展示されるかもしれない。

(未確認情報)

 

栽培個体は道端で見られるが、

法人の敷地内なので、特定する場所は記さない。

(いつも観察させていただき、感謝)

 

 

余談ではあるが、

花が赤く目立つのはおしべ部分。

花弁は白で、すぐ落ちてしまう。

 

ムニンフトモモの花弁は早落性

 

 

 

現地の様子

 

 

 

自生株

 

 

 

旭山の開花個体

急斜面で生え、樹冠で開花

 

同上 開花部分

 

樹皮

縦筋が入る

 

 

 

栽培株

 

全景

 

この時点での開花はこの部分だけ

これから開花が進むであろう

 

 

赤が目立つ花、目立つのはおしべ

 

花は早落性の白い花弁5、

おしべ多数、めしべ1

 

 

 

開花直後は白い花弁がまだついている

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

観光ルートでは

中央山見晴台ルートで1本生えている。

花はほぼ見られていない。

 

樹木だけでよければ、ツアーで紹介はできる。

森か景観かで。

 

他には千尋岩ルート沿いで、

遠望であるが、花は見られる。

 

全ツアーメニュー

 

栽培個体の環境省遺産センターでの展示は

どうであろうか?

(未確認情報)

小笠原世界遺産センター (ogasawara-info.jp)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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