小笠原のミズクラゲは「ナンヨウミズクラゲ」
目次
概要
小笠原ではわりとふつうにみられるクラゲ、
ミズクラゲ。
小笠原水産センターの説明板では
「ナンヨウミズクラゲ」となっていた。
ミズクラゲ | 生きもの図鑑 | 生きものを知る | 海遊館
<説明>
つまり、ミズクラゲとは別種ということになる。
2023年に分かったということだが、
僕は2025/10月まで知らなかった。
たぶん、いまだにあまり知られていないだろう。
分布は小笠原や沖縄なので、
固有というわけではなさそう。
小笠原のナンヨウミズクラゲは、
4つの生殖腺(生殖巣)に特徴がある。
ハート型しているのがかなり多い。
泳いでいてミズクラゲを見たら、
生殖腺に注目してほしい。
海に入らない人は、
水産センターでご確認を。
水産センターの飼育水槽
水族館内部
ナンヨウミズクラゲの水槽
4つの生殖腺がハート型
やや形が崩れている個体
見るには?
夏ごろから、
成長したミズクラゲがよく見られる。
製氷海岸で泳げば、わりと簡単に見られる。
泳いで見るのが難しい方は、
小笠原水産センターの水族館へお越しいただきたい。
(展示物は変わるので、いない場合はご容赦願う)
ハート好きな方、
海の中、水産センターで、是非ご覧いただきたい。
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