千尋岩(ハートロック)ツアーのウリ(2)
千尋岩(ハートロック)ツアーのウリ(2)
2つめは途中で立ち寄るガジュマル林です。
ルート上にあり
帰路で休憩ポイントとして立ちよる業者さんが多いですね。
休憩中、元気のある人は木登りもしています。
ここは戦前の人家跡ですね。
整地された平らな場所のまわりにガジュマルがおいしげります。
樹齢でいうと、130-140年程度かと考えます。
日本人が入植し始めたのは1876年以降、
今(2020年)から150年近く前。
その後10年ぐらいの間には
このあたりも住むついたのではないかと想像しています。
井戸やサトウキビをすりつぶす石が残っています。
その当時、周辺は耕作地であったことは間違いありません。
小笠原では
ガジュマル(クワ科)は持ち込まれた外来種です。
人家や作業場所まわりに植栽され、日よけや風よけになりました。
生け垣としての利用もあります。
今となっては分かりませんが、
このガジュマル林はもともと何本植えられたことでしょうか?
なおこのツアー以外でも、
森歩きや戦跡ツアーでも、同程度のガジュマル林はあります。
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