小笠原マルベリー

ハマゴウ花


 

ハマゴウ花

 

概要

 

5月になってから、

海岸ではハマゴウ(シソ科・広域分布種)が咲き始めています。

 

砂地をはうので、草本のようですが、つる性の小低木です。

 

ハマゴウとグンバイヒルガオは

浜辺の定番植物で、花期も長く楽しめます。

 

小笠原では海岸性の植物が山地にも生えることがあり、

本種も山の展望台付近で生えているところがあります。

 

葉は個体差があって、

冬場、落葉する個体と常緑の個体とがあります

(生息場所による環境の違い?)

 

父島ではほとんどの海岸で見られます。

夏期は花を楽しめます。

 

 

 

和名

 

ハマゴウは「浜栲」と書くようですが、

浜を這う「浜這」、浜で香る「浜香」なども和名の由来としてはあるようです。

 

 

 

 

 

 

花冠は独特の形をしています。

紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、

下唇は一番下(中央)の裂片が他の裂片よりかなり大きめの唇形です。

 

おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのびていて、

めしべの方がさらに長くなっています。

 

 

 

見るには?

 

ハマゴウはほとんどの海岸で見られます。

海辺に這うように生えていてすぐ見つかります。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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