ムコジママンネングサ(新種)とムニンタイトゴメ
ムコジママンネングサ(新種)とムニンタイトゴメ
新種発見ということで
ニュースになっているムコジママンネングサ(ベンケイソウ科・固有種・新種)。
和名にムコジマとつきますが、
自生地は媒島(なこうどじま)の岩場です。
和名のムコジマは、聟島列島に自生するという意味合いで、
媒島以外でも見つかる可能性も含んでつけたのかもしれませんね。
僕は昨年、別の目的の現地視察で、現地の実物を見ています。
そのときに、すでに調査中と、うかがっていました。
僕が見ても、明らかに形態が違うのが分かりました。
生え方や葉の形がずいぶん違う印象でした。
昨年記事にしています。
https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/464247821.html
https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/464555461.html
上がムコジママンネングサで、下がムニンタイトゴメ。
どちらも固有種。
ちゃんと見ると、花弁の形も違っていますね。
生えている環境は、岩場で両種とも似たような環境ですが、
父・兄では標高がやや高い(200M程度以上)ですが、
媒島では100M程度とやや低いですね。
何はともあれ、新種発見、お喜び申し上げます。
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