「小笠原研究年報43」「小笠原研究No.46」
目次
「小笠原研究年報43」「小笠原研究No.46」
概要
東京都立大学小笠原研究委員会発行、
「小笠原研究年報43」「小笠原研究No.46」です。
http://www.comp.tmu.ac.jp/ogasawara/index.html
毎年、2冊ずつ、送っていただいています。
研究報告なので、読むのに時間がかかっています。
さすがに、海辺で気楽に寝転がって読む小説とは違って、
真面目な雰囲気で、机の前で読みます。
「小笠原研究年報43」の目次
‘Bonin Islands’の誕生-この名称はいつ、どのようにして生まれたのか―
(岩本陽児)pp.1-49
「小笠原盆踊り」の成立と発展
(小西潤子)pp.51-70
小笠原諸島への養蜂の移入
(貝瀬収一)pp.71-90
小笠原諸島父島で採集された淡水性多毛類貧毛類(環形動物門)の記録
(鳥居高明・佐竹 潔)pp.91-101
小笠原の植物の進化を垣間見る〜性表現の多様性をめぐって〜
(菅原 敬)pp.103-111
小笠原二見港の港湾区域における
ねずみ族と蚊族のベクターサーベイランスについて(2015-2019年)
(竹内真人・一戸敬子・長谷山 路夫・横塚由美)pp.113-119
2019年西之島総合学術調査の成果
(川上和人・森 英章)pp.121-135
父島の夜空の明るさ(2013年調査)
(越智信彰)pp.137-143
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http://www.comp.tmu.ac.jp/ogasawara/annual_report.html
この中で、僕が興味を持って読んだのは、
‘Bonin Islands’の名称、「小笠原盆踊り」、小笠原諸島への養蜂、
小笠原の植物の進化〜性表現〜、父島の夜空の明るさ などです。
人文系、自然系、それぞれネタはつきませんね。
「小笠原研究No.46」
こちらは「特集 西之島2019」という目次の通りで、全部が西之島です。
こちら、まだ読んでいません。
この調査のあと、また西之島は噴火を続けているので、
自然環境も大きく変わった可能性が高いですね。
いずれにせよ、噴火がおさまるまでは、再度の上陸調査はできませんね。
噴火を繰り返すたびに、自然環境もリセットされていく、新しい島です。
できたてほやほやの新しい島というのは、研究対象としてはそうないですからね。
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