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森歩きのウリ(1)・・4つのタイプの樹林


森歩きのウリ(1)・・4つのタイプの樹林

 

小笠原で定番のツアーの1つが森歩きです。

森歩きは歩くルートなどが明記されていないので、わかりにくい点があります。

 

そこで、森歩きのウリを複数回に分けて紹介します。

 

 

(1)4つのタイプの樹林

 

森歩き1日コースでは

乾性低木林(小低木林含む)、高木林、ガジュマル林、海岸林などの

4つの樹林を紹介できます。(海岸林は行かないときもあります)

 

 

 

乾性低木林

 

 

父島や兄島に特徴的なのが乾性低木林です。

樹高は4ー5mです。

 

この樹林は見た目のインパクトはさほどないです。

むしろぱっとしないぐらいです。

 

しかし、

学術的には遺産価値にもなるぐらいの樹林です。

固有種率が高く、希少種も多く、種分化した樹木なども見られます。

 

 

 

高木林

 

 

山地の樹林の多くは高木林です。

とはいっても樹高は10-15M程度です。

 

亜熱帯の高木林は、オガサワラビロウ、木生シダ、ツルアダンなどがしげり、

いわゆる一般の方の、ジャングルのイメージに近いかもしれません。

 

樹高が高いので、夏でもさほど暑くはないです。

 

この高木林は、戦前に耕作地だったところも多いのです。

明治以降に土壌のいいところは開拓されたゆえです。

 

戦後、二次林として再生しています。

幸い、ヒメツバキなどの在来種主体で再生しています。

 

 

 

ガジュマル林

 

 

ガジュマルは小笠原では外来種。

 

戦前に、人家や作業場の近くに植えられたものです。

日陰、防風として役立ちました。

 

100年以上経つと、さすがにかなり大きくなっています。

気根が大量に地上におりていて、独特の樹形です。

木登りしやすい樹木でもあります。

 

やや不本意ではありますが、

ガジュマル林がツアー参加者が一番喜ぶ場所の1つです。

 

果実は年に複数回つけます。

イチジク属ゆえ、中にかたい種のない果実です。

食用利用はないですが、鳥類、オオコウモリの餌となっています。

 

 

 

 

海岸林

 

  

ハスノハギリ、モモタマナ、テリハボク(タマナ)の3種が

大木になり、生い茂る樹林です。

浜辺に行けば、3種のうちどれかは普通に生えています。

(テリハボクは持ち込まれた外来種の可能性が高いと推定しています)

(大東島は持ち込まれたとのこと)

 

それよりこぶりですが、

オオハマボウ、クサトベラ、モンパノキなども主要な樹木です。

さらに海辺にはハマゴウ、グンバイヒルガオが定番です。

 

小笠原では汽水域の発達がなく、ヒルギの仲間も自生していません。

小港の河口付近はマングローブ林とはいえるものの、ちょっと樹木の組成が違っています。

ここの.主役はオオハマボウです。

 

 

 

ツアーでの紹介

 

一日ツアーでは、複数箇所で、このうちの3-4タイプの樹林を巡ります。

半日では1-2タイプとなります。

 

山地林は樹林の中で連続しているところもあるので、

1ヵ所で2タイプのところもあります。

 

森歩き

 

森歩きのウリ

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この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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