小笠原マルベリー

京都府舞鶴市「舞鶴要塞」(2015年)

 

 

概要

 

2015年5月、

京都府舞鶴市「舞鶴要塞」を訪れました。

そのときの写真記録です。

舞鶴要塞 – Wikipedia

 

舞鶴というと、

軍港で海軍のイメージがあると思います。

現在も港湾には海軍施設も残っています。

 

京都府舞鶴市舞鶴旧海軍関連施設(2015年)

 

しかし、

舞鶴要塞ということで陸軍の配備もあったのです。

舞鶴の近代化遺産(旧舞鶴要塞施設) | 舞鶴市 公式

 

 

この要塞は古い明治時代のもので、

コンクリートとレンガが併用されています。

舞鶴は日本海側なので、

日露戦争に備えるとため。早くから要塞化されたのですね。

 

ここの砲台も、

もともとは展望の優れた場所に築かれたはずです。

しかし、現在は樹林におおわれ、

ほとんど視界が効かない状態です。

例外は槇山砲台で、

公園となり、パラグライダーの施設にもなっています。

 

それぞれの砲台は、山道を歩くので、

槇山砲台以外は下調べなしでは行くのは難しいです。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

舞鶴要塞備砲一覧

 

 

 

 

 

 

 

建部山堡塁砲台

 

 

 

建部山遠望  中央部

 

 

上り口のハイキングマップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

槇山砲台

 

 

 

 

 

 

 

砲台付近からの眺望

 

槇山砲台遠望  中央部山頂付近(アンテナ付近)

 

 

 

 

 

金岬砲台 

 

 

 

金岬砲台   門柱

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

途中のルートの崩落地

・・迂回路なく、ロープあるが、要注意

 

 

金岬砲台遠望  山頂付近から先端部方面

 

 

 

 

 

 

 

葦谷砲台 

 

 

 

 

 

 

 

 

道沿いにあった国見山参道(石標) 

 

葦谷砲台遠望  発電所奥の中央部山頂付近 

 

 

 

 

 

その他 

 

杉森神社 陸軍省石標 

 

 

 

 

 

 

参考図書

 

 

「舞鶴の近代化遺産」

舞鶴の歴史に関する刊行物 | 舞鶴市 公式

A5判変形(20cm×20cm)、

全80ぺ―ジ

(カラー刷58ページ、2色刷22ページ)、

1部1,200円。

舞鶴鎮守府関連が多いですが、

舞鶴要塞についてもあります。

浦入砲台、葦谷砲台、金岬砲台、槇山砲台、

建部山堡塁砲台などが、写真入りで紹介してありました。

 

 

 

 

参考記事

 

京都府舞鶴市舞鶴旧海軍関連施設(2015年)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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