黄花が目立つ高木のコウエンボク(黄炎木)
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黄花が目立つ高木のコウエンボク(黄炎木)
和名
9月頃から、
コウエンボク(マメ科・外来種)が集落内の数カ所で黄花をつけています。
コウエンボクは、公園木ではなく、黄炎木です。
ジュンケイボクともいいますが、盾柱木と書くのが不思議です。
(ケイの部分が柱ではなく、形ならわかるのですが)
恥ずかしながら、ホウオウボクに似ているので、
ホウオウボクの黄花タイプかと思っていました。
違っていたんですね。気づいてよかったです。
樹形
本種はかなり高木になります。
集落にある個体もかなり大きくなっています。
花
花期になると円錐花序をのばし花をつけ始めます。
花は黄色5弁、しわくちゃな花形であまり整ってはいません。
おしべ10,めしべ1(柱頭は緑、盾形)です。
柱頭、上から見たところ
柱頭、横から見たところ
ジュンケイボクの由来はめしべの柱頭が盾のようなということです。
確かにこの写真を見ればうなづけますね。
しかし、高木にもなるのに、
なぜ、ごく小さな柱頭に注目したのか不思議に思います。
花期には、地上部にも黄色の落花が目立っています。
葉
葉は2回羽状複葉です。
いかにもマメ科という感じです。
灯台もと暗しとはよく言ったもので、
僕も集落にある、園芸種など外来種は知らないものがいくつもあります。
学びはつきませんね。
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