小笠原マルベリー

小さな星形でピンクの花、ホシアサガオ


 

 

概要

 

ごくこぶりで、ピンク色の花がかわいい

ホシアサガオ(ヒルガオ科・外来種)です。

つる性一年草です。

 

北袋沢地区で

地面をはうように生えているを見つけました。

 

今までブログではアップしたことがなく、

僕がきちんと認識したのはこれが初めてです。

 

ですから、

父島でどれだけ広がってるのかも分かりません。

最近、

父島に侵入したものかどうかはまだ分かりませんが、

資料では父島周辺では南島のみとなっています。

 

南島もよく行っていますが、

認識したことはないです。

 

一年草なので、タイミングよく見ていないと、

気づかないのかもしれません。

(花期は夏以降)

 

ホシアサガオの花期は夏以降?

 

なお、

本種は硫黄島でも野生化しています。

 

硫黄島で野生化するホシアサガオ

 

 

 

 

 

和名

 

 

ホシアサガオは「星朝顔」と書く。

 

 

花冠が星形でアサガオに似ているから

ホシアサガオです。

 

星は夜で、アサガオは朝でと、

変な組み合わせの和名ですね。

 

 

 

 

 

 

花は濃いめのピンク色でごく小ぶりです。

 

親指と比較してもらえば分かりますね。

筒状部の中の色は花冠より濃いめです。

 

花冠の外周が星形です。

花のつくりは、

漏斗状合弁花冠、おしべ5,めしべ1です。

 

 

 

 

 

 

葉は変異があるようですが、

心形(ハート型)が普通です。

 

 

 

 

見るには?

 

確実なのは、北袋沢の千尋岩ルート入口付近。

道端です。

他の分布は思いあたりません。

 

花を見るなら夏以降です。

 

興味があれば、

各種ツアーで紹介できます。

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

参考:植物

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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