「小笠原諸島 固有植物ガイド」(豊田武司)
目次
「小笠原諸島 固有植物ガイド」(豊田武司)
概要
2014年発行、「小笠原諸島 固有植物ガイド」(豊田武司)
ブログで植物の話題を書くときに、必ず、参考・参照にするのがこの本です。
個人的には
「固有植物の解説」と「小笠原諸島の植物目録」が役立っています。
他に同じ著者の「小笠原植物図譜」も参考・参照します。
固有種については、一番重宝している本です。
いつもありがとうございます。
内容・目次
本書は図鑑編、解説編、附録、資料となっています。
解説編は、
固有商物の解説、父島・母島列島の自然と植物相他、全部で6章仕立てです。
留意点
「固有種の移り変り」という章があるぐらいで、
小笠原の植物は、過去と現在で、知見が変わっているものものも多くあります。
極端な場合、過去には固有種と思われていた種が広域分布種となり、
さらに外来種扱いとなったものもあります。(例:ハチジョウクサイチゴ)
和名が変わってる場合もあります。(例:クワノハエノキ)
お気をつけ下さい。
僕もガイド中、実は、うっかり間違ってしまうときがあります。
装丁についてですが、ページ数も多く、分厚い本のためか、
頻繁に利用して、大きく開いたりを繰り返していると、
特定のページがだんだん剥がれてきます。
セロテープで止めて利用しています。皆さんも、丁寧に利用しましょうね。
内容についての希望
この内容に加えて、
広域分布種の解説も固有種と同程度あれば、もう言うことありません。
しかし著者も高齢なので、そういう増補はむずかしいでしょうね。
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